檻鳩元気宣言 -arlive-02

しゃー! 第二回しゃー! 個人サイトではございませんが、何気に非常にお付き合いの長い、若紫文庫様の杉琴。さん作品を本日はまとめてご紹介でーす! 自分も若紫様に二作品(背徳の瞳Body&Soul)投稿させて頂いておりますのでこちらも是非。

背徳の瞳:バス事故で参加者ほぼ全滅で、修学旅行欠席した二人の生徒だけで行われる実験の話
Body&SouL:実験前に心が入れ替わってしまったヤンキー&ロリお嬢ペアが主人公の実験

さて、杉琴。さんのお話ですが実に現在進行中ので五作品目! いかにこの、杉琴。ブランドが確立されているか歴史が窺えます(笑)。

一作品目:殺戮遊戯(通称デスゲーム)
二作品目:最後の聖戦(通称ジハード)
三作品目:誓いの空
四作品目:仮面演舞(通称マスカレイド)
五作品目:The Gatekeeper(通称門番)

ほとんどの作品に通称がついてますね(てか大抵俺がつけてた気がするのはキニシナイ!)。作品数多いのですぐさま参りましょう!

殺戮遊戯(2004年10月01日完結/全84話):
開始日は不明ですが、半年もしないで完結したスピード作品だったはず。デスゲームと言えば有名漫画家ゆでたまごが書いたクソ作品で同名のものが御座います。あれは何か表紙に”この作品を今は亡きブルース・リーに捧ぐ”とかとち狂った事を書いてましたけど、あんなのを捧げられてもリー氏は「ホヮチャァ!」とか言いながら両手で本を開いたまま、下から蹴り上げて本真っ二つにすると思います。主人公が七重の塔って場所挑むんですけど、まる三階、半ページ(てか回想風の1コマ)で端折ってるんですよ。だったら四重の塔でいいだろうにどうして七重にしたのかマジ意味わからん。って脱線しました^^;

高円寺君(片恋慕)、神野さん(隻眼)、佐藤君(委員長)、絵馬さん(不治の病)という四人を軸に展開されるバトで、主人公がいない、というよりこの四人が主人公という感じのバトです。杉琴。さんの作品の特徴に”カップルが鍵を握る”というのがあり、一作目では高円寺君と神野さんですね(え、時田君と野村さん?)。以降の作品の原型となる作品なので、シリーズを読まれる際は当然、こちらから是非。

最後の聖戦(2005年06月01日完結/全92話):
呉道教という宗教団体が絡んでくるバトで、五作品の中では個人的に一番好きな作品だったりします。特別参加者が主役クラスの存在で、その教のメンバーの親がやっていた反政府組織のテロによって足を失ってしまった少女の復讐劇なんかも絡んできます。一方で教祖である某人物と、彼を囲む信者の生徒達などにも焦点が当たり、姫野君、富森さんという普通の生徒カップル?も作品を盛り立ててくれます。

二作目までは文章スタイルは一作目と同じような感じですかね。

誓いの空(2006年08月17日完結/全47話):
三作品目はやや文章テンポが変化しまして、行間なども微妙に変化しております。そして杉琴。さんとしては初の中人数バトであり、特別生徒を除けば初の特殊ルール。島唯一の中学校に通う面子という事もあり、団結力は歴代オリバト作品でも屈指です。

特殊ルールとしては”権利者”があります。某死神制もそうですけど、選ばれた人は基本的に得か損かといえば損ですね^^; 杉琴さんの作品は一作目から後になるにつれて主人公的人間が強く個性を放つというか、相応の活躍をされる印象があります。この三作目は特に、一、二作目とはその点で変化が見られます。つまり大谷君ファイ! というわけです、はい。

仮面演舞(2009年05月05日完結/全96話):
非常に珍しい雪山(というかスキー場)バト。歩行すら一苦労な戦場で、実に書き辛い素材を意欲的に挑まれていらっしゃいました。

この作品のポイントはやはり仮面の生徒、シバタチさん。ほぼ全ての生徒と因縁めいた雰囲気をにおわせる点で、同時に女子主流派の女の子をもう一つの軸として描かれます。シバタチさんの正体、自分は判明前に気付いちゃったのですが皆様はどうでしょう?

ちなみに主観ですが、文章が非常に読み易くなっております。それからこちらの作品、他の作品以上に戦闘シーンが多いですのでそういうのがお好きな方にもお勧めかもしれません。

The Gatekeeper(連載中/現在40話):
こちらの作品が最新作にして連載中の一作。非常に変わった作り方で、一話ずつバラバラになった複数の章が複雑に組み合わされて構成されてます。ちなみに同じ章は視点者は一緒で、正体不明(名前が秘密)の生徒(の章)も存在する、というシステム。

中心は、とある場所で忘れられない出来事を体験し”その日”(の秘密?)を守ろうとする少年と少女、そしてそれを覗いていた少女なのかな。ちなみに他にも名前が不明の章主人公もいて、そこいらに出てくる少年、少女という単語がここいらの人達と絡んでいる可能性も御座います。

世界観ですが、ラスメシリーズは三作目だけ三部作(ラスメ、約束、卒業)とは異なるパラレルですが、杉琴
。さんのシリーズはおそらく全部同じ世界軸と思われます(別作品の登場人物が出たりしているので)。それでいくと作品の順番は……。

仮面演舞(1995年)
殺戮遊戯(1997年)
誓いの空(1998年)
The Gatekeeper(1999年)
最後の聖戦(2006年)


だと思われます。殺戮遊戯は当作品中では年号不明ですが、2017年時に35歳の神野さんが登場しているので、計算すると1997年開催だと推測できます(OBRNでも何気に未表記なのよね、これw)。ちなみに最後の聖戦のエンディングにて杉琴。さんの世界観での大東亜共和国の終焉まできっちりと描かれており、二作目にしてシリーズ完結作でもありやはりこの作品が特別である事も窺えますね。

一押し生徒ですが……うーん……書くとイコールネタバレになる生徒が多いんですよね(汗); シバタチさんの中の人と言いたいところなんですけど(笑)。教祖様もネタバレになるし^^;

シバタチさんじゃないとすると、姫野勇樹君かな。彼女が記憶喪失になったり、会えないまま友達がガンガン消えていって、終盤では目の前で友達死んだり、最後には……と散々な彼。牧原さんが、ていうかジンボさんがクラスに存在さえしなければ……と思わずにはいられません。

でも人回りには本当恵まれていた人だなあ、という感じ。王道的というか七原的な主人公というか(七原は彼ほど”やれない”けど^^;)。ゆえに回りの人を皆失ってしまった事が悲劇の主人公としてより悲壮感際立ってしまうというか。姫野君達を何らかの形で呉導教と絡めて、教祖たちとの間のドラマとして軸にしたら、これまた面白い作品になったかも、というか見てみたかったとか思ったり。

というわけでまたまた長くなってしまいましたけど(五作品だもんね……)。今回の記事はこれにて>ω・b
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by wishstar1208 | 2011-10-28 10:10 | -arlive-系
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