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檻鳩元気宣言 -arlive-03

はい、結構お久しぶりになります。特定サイト様の作品を掘り下げるarlive第三回、やって参りました。本日は加納鳴子センパイの執筆されている夜想曲で御座います。

こちらは元々若紫文庫様の投稿作品でしたが、サイト設立により独立作品となりました。名簿のレイアウトに、文庫投稿作だった頃の名残りが見受けられます。

あ! 経過詳細というページも御座いまして、各生徒が何話に登場してるのか、どのくらいの割合で登場してるのかが確認できる上、登場話にリンクでそれぞれ飛べるようになってるので非常に便利です。

バトですが、東京都の34人学級が記念公園の中でバトと行います。初作という事もあってか、ルールも至って普通。脱出を考えていて、また具体的に作戦を行ってる方もいる、まあ、王道的なバト。あと男子一人、女子二人のグループが異様な頻度で生まれるのも特色かも(え)。

男子は主人公グループ、サッカー部三銃士(二人はすぐ退場しちゃうけど;)あたりが目立つ感じで、女子は一桁の一部、二桁の一部、そして混成グループと3グループを覚えておくと非常に読み易いです。脱出を目論む人もいますけど、この人は単独って感じですかね。

主人公の末永和行君は、早い段階で仲間の一人を失い、かつて仲が良かった友達(何故今縁が希薄なのか等は不明。合流後のやり取りの様子から、単に疎遠になっただけかも)や、実は末永君に想いを寄せる女の子と一緒に行動します。

印象としてはジェノがとても立ち上がってて、反面、それ以外の生徒は主要系が個性の面で押されている部分もあるかも? 後、松平香織さん以外のジェノは男女それぞれの主要グループと絡んでいても良かったかも(特に安西さん)?

それから恋愛模様も豊富で、半数前後の生徒さんが想い人を探すないし、会えたらいいなと思いながら実験での時間を過ごしています。ここいらが会えるのか、会えないのか、成就するのかなんて場所も見所ですよ。

で、今回の一押し生徒ですが。迷ったけどここは菊村大介君をいっておきますか! 主人公の末永君と元々仲が良かったけど、現在は疎遠になっていた。とはいえ特に揉める様子もなく普通に合流。面子もあって序盤は川田ポジ? と思わせますが中盤から杉村的なキャラを前面に押し出して単独行動主体に。その後は序盤に交戦した勇者篠原君と戦ったり、彼を殺した事で苦しんだり、もう一人の主人公のような目立ちっぷりです。彼は彼女の千葉あゆみさんと会えるのか、ここいらも今後の注目ポイントかと思います。

現在は93話。現在はセンパイが御多忙な事もあって更新はゆっくりですが、慌てず読み進めながら最新話を待つのも一興かと。というわけでこちらの記事はこれにて!
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by wishstar1208 | 2011-12-07 01:08 | -arlive-系

檻鳩元気宣言 -arlive-02

しゃー! 第二回しゃー! 個人サイトではございませんが、何気に非常にお付き合いの長い、若紫文庫様の杉琴。さん作品を本日はまとめてご紹介でーす! 自分も若紫様に二作品(背徳の瞳Body&Soul)投稿させて頂いておりますのでこちらも是非。

背徳の瞳:バス事故で参加者ほぼ全滅で、修学旅行欠席した二人の生徒だけで行われる実験の話
Body&SouL:実験前に心が入れ替わってしまったヤンキー&ロリお嬢ペアが主人公の実験

さて、杉琴。さんのお話ですが実に現在進行中ので五作品目! いかにこの、杉琴。ブランドが確立されているか歴史が窺えます(笑)。

一作品目:殺戮遊戯(通称デスゲーム)
二作品目:最後の聖戦(通称ジハード)
三作品目:誓いの空
四作品目:仮面演舞(通称マスカレイド)
五作品目:The Gatekeeper(通称門番)

ほとんどの作品に通称がついてますね(てか大抵俺がつけてた気がするのはキニシナイ!)。作品数多いのですぐさま参りましょう!

殺戮遊戯(2004年10月01日完結/全84話):
開始日は不明ですが、半年もしないで完結したスピード作品だったはず。デスゲームと言えば有名漫画家ゆでたまごが書いたクソ作品で同名のものが御座います。あれは何か表紙に”この作品を今は亡きブルース・リーに捧ぐ”とかとち狂った事を書いてましたけど、あんなのを捧げられてもリー氏は「ホヮチャァ!」とか言いながら両手で本を開いたまま、下から蹴り上げて本真っ二つにすると思います。主人公が七重の塔って場所挑むんですけど、まる三階、半ページ(てか回想風の1コマ)で端折ってるんですよ。だったら四重の塔でいいだろうにどうして七重にしたのかマジ意味わからん。って脱線しました^^;

高円寺君(片恋慕)、神野さん(隻眼)、佐藤君(委員長)、絵馬さん(不治の病)という四人を軸に展開されるバトで、主人公がいない、というよりこの四人が主人公という感じのバトです。杉琴。さんの作品の特徴に”カップルが鍵を握る”というのがあり、一作目では高円寺君と神野さんですね(え、時田君と野村さん?)。以降の作品の原型となる作品なので、シリーズを読まれる際は当然、こちらから是非。

最後の聖戦(2005年06月01日完結/全92話):
呉道教という宗教団体が絡んでくるバトで、五作品の中では個人的に一番好きな作品だったりします。特別参加者が主役クラスの存在で、その教のメンバーの親がやっていた反政府組織のテロによって足を失ってしまった少女の復讐劇なんかも絡んできます。一方で教祖である某人物と、彼を囲む信者の生徒達などにも焦点が当たり、姫野君、富森さんという普通の生徒カップル?も作品を盛り立ててくれます。

二作目までは文章スタイルは一作目と同じような感じですかね。

誓いの空(2006年08月17日完結/全47話):
三作品目はやや文章テンポが変化しまして、行間なども微妙に変化しております。そして杉琴。さんとしては初の中人数バトであり、特別生徒を除けば初の特殊ルール。島唯一の中学校に通う面子という事もあり、団結力は歴代オリバト作品でも屈指です。

特殊ルールとしては”権利者”があります。某死神制もそうですけど、選ばれた人は基本的に得か損かといえば損ですね^^; 杉琴さんの作品は一作目から後になるにつれて主人公的人間が強く個性を放つというか、相応の活躍をされる印象があります。この三作目は特に、一、二作目とはその点で変化が見られます。つまり大谷君ファイ! というわけです、はい。

仮面演舞(2009年05月05日完結/全96話):
非常に珍しい雪山(というかスキー場)バト。歩行すら一苦労な戦場で、実に書き辛い素材を意欲的に挑まれていらっしゃいました。

この作品のポイントはやはり仮面の生徒、シバタチさん。ほぼ全ての生徒と因縁めいた雰囲気をにおわせる点で、同時に女子主流派の女の子をもう一つの軸として描かれます。シバタチさんの正体、自分は判明前に気付いちゃったのですが皆様はどうでしょう?

ちなみに主観ですが、文章が非常に読み易くなっております。それからこちらの作品、他の作品以上に戦闘シーンが多いですのでそういうのがお好きな方にもお勧めかもしれません。

The Gatekeeper(連載中/現在40話):
こちらの作品が最新作にして連載中の一作。非常に変わった作り方で、一話ずつバラバラになった複数の章が複雑に組み合わされて構成されてます。ちなみに同じ章は視点者は一緒で、正体不明(名前が秘密)の生徒(の章)も存在する、というシステム。

中心は、とある場所で忘れられない出来事を体験し”その日”(の秘密?)を守ろうとする少年と少女、そしてそれを覗いていた少女なのかな。ちなみに他にも名前が不明の章主人公もいて、そこいらに出てくる少年、少女という単語がここいらの人達と絡んでいる可能性も御座います。

世界観ですが、ラスメシリーズは三作目だけ三部作(ラスメ、約束、卒業)とは異なるパラレルですが、杉琴
。さんのシリーズはおそらく全部同じ世界軸と思われます(別作品の登場人物が出たりしているので)。それでいくと作品の順番は……。

仮面演舞(1995年)
殺戮遊戯(1997年)
誓いの空(1998年)
The Gatekeeper(1999年)
最後の聖戦(2006年)


だと思われます。殺戮遊戯は当作品中では年号不明ですが、2017年時に35歳の神野さんが登場しているので、計算すると1997年開催だと推測できます(OBRNでも何気に未表記なのよね、これw)。ちなみに最後の聖戦のエンディングにて杉琴。さんの世界観での大東亜共和国の終焉まできっちりと描かれており、二作目にしてシリーズ完結作でもありやはりこの作品が特別である事も窺えますね。

一押し生徒ですが……うーん……書くとイコールネタバレになる生徒が多いんですよね(汗); シバタチさんの中の人と言いたいところなんですけど(笑)。教祖様もネタバレになるし^^;

シバタチさんじゃないとすると、姫野勇樹君かな。彼女が記憶喪失になったり、会えないまま友達がガンガン消えていって、終盤では目の前で友達死んだり、最後には……と散々な彼。牧原さんが、ていうかジンボさんがクラスに存在さえしなければ……と思わずにはいられません。

でも人回りには本当恵まれていた人だなあ、という感じ。王道的というか七原的な主人公というか(七原は彼ほど”やれない”けど^^;)。ゆえに回りの人を皆失ってしまった事が悲劇の主人公としてより悲壮感際立ってしまうというか。姫野君達を何らかの形で呉導教と絡めて、教祖たちとの間のドラマとして軸にしたら、これまた面白い作品になったかも、というか見てみたかったとか思ったり。

というわけでまたまた長くなってしまいましたけど(五作品だもんね……)。今回の記事はこれにて>ω・b
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by wishstar1208 | 2011-10-28 10:10 | -arlive-系

檻鳩元気宣言 -arlive-01

c0092143_5582852.jpg
↑の四コマと本文は一切関係が御座いません(じゃあ貼るなし)。

というわけで始まったらしいarlive。←ってaliveとarchiveを足して割った造語なんですけどね。存命中のオリバト及びサイトの倉庫様という感じで(笑)。OBRN様などで更新報告されていらっしゃる場所など、要は自分の手が届く範囲でオリバトのご紹介などできれば、と。

第一回となります今回は、真田真冬様のサイト、ミリメートル様から、二作品など軽く御紹介させて頂ければと。ちなみに”一押し生徒紹介”以降の部分は特にえげつないネタバレになりますので、未読かつこれから読んでみようかなーって方は最大限の御注意願います!

こちらのサイト様、去る10月16日に五周年との事で、おめでとうございますー(どんどん、ぱふぱふ)! うちのサイトは9月29日で9周年? 早いなあ。

作品群ですが、うちと同じく作品の世界観が継続している”○部作テイスト”というか、本筋であるオリバトと、それとはまた違った軸?の作品が御座います。こちらで紹介させて頂くのは本筋側の二作品、歪んだ世界のその向こうと、君が連れ去ってくれるならを。

初作の歪んだ(略)ですが、初作という事もあって手堅いBR世界観というか、わかり易い流れでまずは読み進める事ができます。二作目だとかなり奇抜なスタートの作品もありますよね(開始前に実験とは別、もしくは実験絡みの事件起きてたりとか、あるいは主人公が特殊な環境で育ってるとか)。会場も島というBR原作ナイズな設定でここいらでも溶け込みやすいかと。

本文ですが、非常に(というか個人的に)とても読み易く仕上がっている印象です。文字サイズとか行間とか台詞と普通の文章のバランスとか。ていうかここいらのレイアウト、うちと何気に似てる気がします(笑)。
そこいらの感性が近いのかも。インパクトを与えたい台詞は上下に行間を空ける手法や、モノローグをよく使う(特にここ一番では多様する)点もMYオリバトと似てて、そういう点も親近感かつ、読み易かったです。

キャラごとの設定はかなり詰め込まれている(特に特定の生徒との因縁云々が深かったり)、逆に言うと設定が少ない生徒は少ない印象ですが、それでも主軸をしっかり定めているので(イラストとかでも”主要五人組”って表現が御座いますし)、そこはブレずに読める感じですよ。

あ。あとネタバレ名簿とか非常に見易いです。登場話数クリックでその話に直通できたり、関連生徒クリックでその生徒にも飛べるのでブラウザバックはかなり少なくてすみます。見習いたいです。でも面倒だし最終作なので自分はこのままにします(オイ)w

印象に強いのは、参加者以外も結構お話に絡んできている事でしょうか。所謂大人・家族。父親とかもそうですし、教官達にもそういったドラマが用意されております。そいえばこういう部分もうちのオリバトでも多かったりしますよね。つくづく感性が似てる気がする^^;

全100話(プロローグ込みで102話)ですが、一話のボリュームもかなりあり、とはいえ展開はかなりサクサクです(2話=プロローグあるんで実質4話かな?の時点で37人出発してる事からもおわかり頂けるかと)。

会話シーンが非常に多い印象で、逆に戦闘シーンとかの描写はかなり簡潔に仕上がっている印象。そいえば男性作家さんは戦闘シーンをがっつり書いて、女性作家さんは比較的軽めに、っていう傾向わりと多い気がしません(てか防具なしでやり合うんだから実際は早く戦闘終わるもんなんでしょうけどね^^;)? 女性作家さんでもかなり掘り下げて戦闘書く人もいらっしゃいますが(水金さんとか)。

ただ、その戦闘の合間で会話を織り交ぜて書くんで、そういう点でバランスがとれている気がします。最初は戦闘シーンでは合間の台詞がかなり連続してる印象があったんですけど(26、32話あたりとかが特徴的?)、そこいらを見てから終盤のほう(91話とかお勧め)読んでみると、変化がよく窺えるのではないかと思います。

前やってたコーナーでもそいえば一押し生徒みたいのあった気がする……(笑)。そうね、うん……迷うね。柊芽衣(女子14番)さんで。女子15番さんがレールガンさんにクソ似てるけど空似です! 多分2つの意味で”狼”の異名を持つ少女で、この子も他の主軸生徒同様、かなり多くの設定を背負っています。他バトでいうとnothing(black joker様)上野奈月さんあたりが印象的には近いかな……(柊さんはギャルって感じじゃないけど。そいえば最後が相打ちってのも一緒か)?

顔で笑って心は曇って、後悔したり苦悩したり嘲ったり級友の命を断ち切ってきた数だけ、悲しい微笑を作ってきた子。人を貶めるような事を口にする時、同時に自分の事を自虐してきたような。狼の異名どおり、”嘘”って部分が印象的だったりします。「悪い子は好き。良い子は嫌い」、「悪い子しか殺さない」、他にも生徒を翻弄する武器として使用したそれら。「」内の台詞は後に覆される事になるわけですけど(悪い子じゃなくても殺す、若松さん大好き)、キャラの特徴を活かした複線回収が面白くて、一番好きなキャラだったかなあと思います。多分遭遇した全員にこの武器、”嘘”を使用したと思うんですけど、彼女の”嘘”の一番の被害者は、他でもない柊さん自分だったんじゃないかな、と思いました。

あと個人的な好みでアレですけど、武器がナタとか最後が相打ちとか、うん、本当、そういう部分も自分好み(笑)。

――わるいこ、なんていなくて、みんなどうみてもいいこで。
高遠さん&中川さん「解せぬ」

ちょっと長くなっちゃいましたね>< 二作目のご紹介とか、一作目も他の方のご紹介したいんだけど、うーん、続きはwebで! 割りとサイクル早そうだし、二周目でご紹介できるかな(ω';

というわけで第一回はこれにて!
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by wishstar1208 | 2011-10-23 06:10 | -arlive-系